費用だけで見ると失敗することもある
2017.05.24

お坊さん葬儀社を選ぶとき、数社から見積もりをとるのは必須のポイントです。ただ、費用だけを見て、できる限り安い葬儀社を選ぼうとすると、失敗することもあります。見積書を取り寄せ、納得のゆく金額だったら、即決するのではなく一旦は葬儀社に出向きましょう。このとき、1社だけではなく数社に出かけていくことをおすすめします。
とくに親族を中心とした家族葬を考えているのであれば、人数が少ないぶん費用の安さに期待してしまいがちです。しかし、葬儀の満足度は費用だけでは測れません。実際に葬儀の場面になると、大切な人を失い、取り乱し悲しみに暮れている遺族に葬儀担当者がどう接してくれるかが最重要ポイントになってきます。葬儀は、主役である故人こそものを言いませんが、人生の一大イベントであることに変わりはありません。ぞんざいな対応だったり、トラブルが多かったりしても、「安いからしょうがない」で納得できるでしょうか。主役がものを言わないからこそ、「このような葬儀で、故人は怒っているのではないだろうか」という考えが、遺族の頭から離れなくなるでしょう。それは、とても辛いことです。
見積もりを取り寄せ、納得のいく金額を提示してくれる葬儀社があったら、必ずその葬儀社に直接出向いて実際の対応や葬儀ホールの雰囲気を確かめましょう。まずは見積書の疑問点を洗い出し、「質問がある」「実際の式場を見せてほしい」と言って、葬儀社に訪問予約の電話を入れます。訪問してまず見るポイントは、担当してくれる社員の身だしなみです。その人が実際に葬儀を担当してくれるかどうかはわかりません。ただ、清潔感のない服装をしていたら、会社全体に身だしなみのチェックが行き届いていない証拠なので注意しましょう。葬儀は究極のサービス業といわれます。社員の身だしなみは大事な要素の1つです。髪はまとまっているか、爪は伸びていないか、シャツはアイロンがかかっているか、靴は磨きこまれているかをチェックしましょう。もちろん、対応が適切で不快ではないかというのも、重要なポイントとなります。
葬儀社を訪れたら、式場も必ず見せてもらいましょう。パンフレットに掲載されてある写真は、最も見栄えのいいベストショットです。実際に見ると、かなり印象が違う場合もあります。なかには、「これじゃあ、安いはずだ」と納得してしまうような葬儀場もあることでしょう。いざ葬儀が生じてから初めて式場を見て、「こんなはずではなかった」と後悔しないようにしたいものです。

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